引っ越してきた時に、直ぐに獣医さん選びを開始したのですが、
めぼしい所が見つかりませんした。
ご近所の方が、「ここには大病院が2つあるけど、
2つとも駄目よ。連れて行ったら殺されるから、
絶対に連れて行ったら駄目よ。
丘の上にある獣医院が良いので、私も通っているから
一緒に連れて行ってあげるわ」
生まれつき、ホルモンに異常のある可能性があり、
転院する事が心配だったメスニャンコです。
東京で8ケ月位で避妊手術を希望していたのですが、
「完全室内飼いだし、御腹をさくなんて大手術はしなくても良いよ」
と前の先生に言われ続けていた事を後悔していました。
「子宮蓄膿症」だと思ったのですが、
新しい良く知らない先生のもとでの手術は心配です。
それに、まだ若いし、悪い人ではなさそうだけど、頼りない感じだし。
とりあえず、痛みの原因を追究しましたが、
触診しレントゲンを取っても不明。
ニャンコの様子は日に日に悪化するようなので、
「子宮蓄膿症じゃないでしょうか?」とたびたび連れて行きましたが、
「不明。なんなら開けてみましょうか?」
って、そのノリにはついていけませんでした。
結局、何度通っても「申し訳ないけど、分らない」でした。
それで意を決して、以前お世話になった大阪まで診て貰いに行きました。
ちょっと触っただけで「御心配の通り子宮蓄膿症です」
「え~~、レントゲンまで撮って、何ともないって~~。
先生、ここまで遠いし、どうしましょう~?」
「心配しなくても、普通の避妊手術と一緒だから、
どこの病院で手術しても同じだよ。ご近所で明日にでも手術してあげて」
ね、この大阪の先生は、
私が見込んだだけの事はあるでしょう、スキルも人間性も抜群です。
所が、丘の上の獣医師は「明日は出来ない。あさっても出来ない」と
数日、ゴチャゴチャ。。。その間に、膿が出だして、痛がること、、、
御腹野中で破裂したら致死なのに、、、
大阪で直ぐ手術して貰ったら良かったと後悔すること数日。
やっと手術して貰える事になって、預けて4時間後、電話が
手術が無事終わったら、或いは何かあったら
電話して下さいと言ってあったのに、、、
「開けてみたらね~~」と、ネコの安否になかなか触れないので不安
「開けてよかったですよ。子宮蓄膿症でした」最初からそう言ってるし~
素手に大阪獣医さんは、そう診断してるし~
「いやぁ~。硬くなってってて、随分長い間子宮蓄膿症を
持ってたと思います~」云々。。。
いつ、ネコの安否に付いてふれてくれるのかと
「はい」「はい」と聞いていたが、いつまでたっても触れて来ないので
「取り出した子宮を見に来ます?」って、
「で、肝心なネコは?」って、聞いてしまいました。
「え? ネコですか?」
「無事手術は終わったんですよね?」そっちが一番大事だろう?
「手術に大分時間はかかりましたが、大丈夫ですよ」って
本当に大丈夫なのか???
4時間位もかかったらしく
「念入りに腹腔内に、抗生物質を散布しておきましたから」って???
予後ですが、2日ばかり大変でした。
腹腔内が乾燥してしまったらしく、トイレの前には「痛い・痛い」って。
その後、溶ける意図が傷口からでて来るし~
注意してたのに、目を盗んでそのほちけて飛び出した糸を食べちゃうし~
再手術になったらどうしようかと思ったけど、
「もうくっついてるでしょうから大丈夫でしょう」って
しばらく生きた心地がしませんでした。
あ、地元の大きい2つの病院の一つが、前のB病院です。